YURENのヨガレッスン——ヨガの瞑想の座り方

Created Date: 2021-01-13 10:26:39

ヨガの瞑想の座り方は決まっていないが、パドマ?アーサナ/アルダ?パドマアーサナ、ヴァジュラ?アーサナ、 スカ?アーサナ、 シッダ?アーサナの4つが基本の座り方とされています。

① パドマ?アーサナ(蓮華座/結跏趺坐)

ブッダの基本形は、両足を組んで腿にのせる結跏趺坐(蓮華坐)、パドマ?アーサナ(サンスクリット語)です。
足首?膝?股関節をはじめとした下肢の関節の柔軟性が求められる座り方です。
蓮華座は一番難しいポーズになり、普段から蓮華座の姿勢に慣れていないと、足を組むのが難しいと感じる場合も多いでしょう。蓮華座が慣れてない方は無理のない楽な座り方から始めていきましょう。無理に押し込むようにしてポーズをとると、怪我の恐れがあるため注意します。

蓮華座の座り方

1、右膝を曲げ、鼠径部近く左太腿にのせます。(左右どちらが先でもOK)
2、左足も右太腿にのせます。
3、両足裏は天井に向けます。
4、土台を安定させ、背筋はまっすぐに伸ばしましょう。

パドマ?アーサナのように、両足を組むことが難しい場合は、半分の蓮華座から始めるのがおすすめです。
アルダ?パドマアーサナの「アルダ」は「半分、途中」を意味する言葉で、蓮華座で保持することができない場合などに実施するとよいとされます。

半分の蓮華座の座り方

1、左膝を足を折りたたみます。(左右どちらが先でもOK)
2、右足を腹部の近く右ふとももの上にのせます。
3、土台を安定させ、背筋はまっすぐに伸ばしましょう。

② ヴァジュラ?アーサナ(金剛座?正座)

「正座」は、日本の伝統的な座法であり、僧侶が仏様を拝む場合の一般的な座り方として知られています。
堅個でしっかりとした座り方になることで、力強い身体の基盤になると言われています。通常、食後すぐに瞑想に取り組むと、エネルギーが消化に使われ眠くなりやすいため、食後すぐの瞑想は控えた方が良いとされています。しかし、正座の姿勢は食後すぐでも実行できる唯一のアーサナと言われています。

金剛座の座り方

1、踵の上に殿部を置いて座り、ふくらはぎの上に太ももがのるようにします。
2、膝の上に手を置き、首を長く、背骨から頭が一直線上になるよう背筋を伸ばします。
3、少しおヘソを引っ込めるように腹部に力をいれ、殿部と踵を離すよう大腿部の力を入れ背骨を安定させましょう。
4、土台を安定させ、背筋はまっすぐに伸ばします。

③ スカ?アーサナ(楽坐?胡坐あぐら)


スカ?アーサナは坐法の中で一番心地良く、初心者でも取り組みやすい坐法です。
スカとは「楽な、心地よい、容易な」という意味をもち、心地よく足を交差した座り方になります。

スカ?アーサナの座り方

シンプルに「楽に座れるあぐら座」をとりましょう。
足首は重ねず、前後になるように足を置きます。
必要に応じてヨガブロック、ボルスター、またはブランケットに腰掛けるように高さを作ると、骨盤が床に対して垂直になりやすく、背筋が伸びるため楽に座れます。

④ シッダーサナ(達人坐)

シッダは「達人、達成、完成」を意味します。
シッダーサナは、セクシュアリティ?官能性?霊的成長のエネルギーを制御するために使用されると言われています。

シッダーサナの座り方

男性の場合

1、片足の踵を生殖器と肛門との間に当てます。
2、逆の足を折りたたみ、上の足つま先を下の脚の腿とふくらはぎの間にしまい込むようにします。
3、背骨を伸ばします。<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/a4/b89ac38154be031f563130e9f8e3b7e2.jpg" border="0">
4、土台を安定させ、背筋はまっすぐに伸ばしましょう。

女性の場合

両方のかかとを少しずらして鼠径部にあてる「シッダヨーニアーサナ:Siddha Yoni Asana」を行うのが良いとされています。

座り方にも様々な形がありますが、その中でも一番長時間座れそうな体勢を選ぶのが良いでしょう。時間や場所は、自分の落ち着けるタイミング、そして一番くつろげる場所を選ぶ方がいいですよ。


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